新型コロナウイルスの影響により中小企業は大きなダメージを受けました。
全国の緊急事態宣言は解除されましたが、災厄の前の状態に戻るには長い道のりとなるかも知れません。
経営者の方々は様々な知恵を絞り困難に立ち向かわれ、あらゆるチャレンジを検討されていると思いますが、チャレンジするためにも相当の費用が掛かってしまいます。
民間金融機関において実質無利子・無担保の融資が実施されておりますが、この経済状態の中では、金融機関に融資を求めても返済の不安は絶えないと思います。
そこで、この機会に補助金を活用を考えてみてはいかがでしょうか?
中小企業基盤整備機構及び経済産業省が中心となって、昨今複数年にわたり相次いで直面している制度変更(働き方改革、被用者保険の摘要拡大、インボイスの導入など)等に対応するためのITツールの導入を支援するIT導入補助金という補助金制度があります。
このIT導入補助金ですが、今年度は通常枠と呼ばれるA類型、B類型に加えて、新型コロナウイルス対策のための特別枠としてC類型が追加されました。
C類型は、新型コロナウイルス感染症が事業環境に与えた影響への対策と、拡大防止に向け具体的な対策に取り組む事業者に対してITツールの導入を優先的に支援するために創設されたものです。
C類型に補助申請するための具体的な対策は、
・サプライチェーンの毀損への対応
・非対面型ビジネスモデルへの転換
・テレワーク環境の整備等
の3点に限定はされますが、補助率は2/3と通常枠より大きく、交付申請のための条件も通常枠より緩和されています。
補助対象比較表(※IT導入補助金ホームページより抜粋)
補助対象者は中小企業もしくは小規模事業者等で対象業種は飲食、宿泊、卸・小売、運輸、医療、介護、保育等のサービス業の他、製造業や建設業等と非常に幅広くなっています。
補助対象となる経費はソフトウエアの費用とその導入に関連する費用で、C類型ではハードウェアのレンタル費用も対象となります。
但し、ソフトウェアについてはIT導入支援事業者がITツールとして登録するものが対象となりますので注意が必要です。
申請するためにはA類型、B類型、C類型それぞれに様々な申請要件が決められております。さらにgBizIDプライムの取得が必須条件になるなど今までのIT導入補助金には無かったことが追加されているので、準備にはそれなりの時間がかかります。
2020/5/29(金)に通常枠(A,B類型)の2次申請、特別枠(C類型)の1次申請が締切となりましたが、今後通常枠は5次申請、特別枠は4次申請まで予定されておりますので、まだまだ申請のチャンスがあります。
今まで補助金申請が出来ていなかった方も今回を機にチャレンジして見てはいかがでしょうか?
詳しいお話については当社担当者までご相談ください。
IT導入支援事業として登録済みの当社が申請の方法や手順を懇切丁寧に説明し、ITツールの導入から補助金の申請までを支援させていただきます。
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