Nanonetsを使ってみる その2


Nanonetsを使ってみようの2回目です。

 

前回は請求書に特化した学習済みのOCRを使って請求書を読み込ませました。

必要なすべての項目が認識されたわけではなく、読み込めていない項目や一部認識できていない項目もありますので、認識できるように設定をしていきます。

まず、請求先の会社名が読み込めていませんので読み込まれるように設定します。

 

請求先名の「サンプル会社」の部分を選択するとダイアログが表示されます。最初labelの部分は空欄ですのでbuyer_nameを選択しました。選択した内容がbuyer_nameにセットされ右側のラベルリストの欄に反映されます。

 

同様に件名も設定しました。

次に住所の部分ですが、右側のラベルリストを見ると請求先住所に請求元住所が設定されており、請求元住所に請求元住所の一部と電話番号が設定されていますので、これを修正します。

削除の方法ですが、削除したいラベルをクリックするとダイアログが表示されますので、ゴミ箱マークの削除ボタンをクリックします。ラベルの一覧からデータが削除されたのが分かります。

 

ほかの正しくない部分もすべて削除しseller_addressに請求元住所を設定しました。

 

最後に右下の「VERIFY DATA」をクリックすると設定が保存されます。

 

この後、同じ形式で内容の違うPDFファイルを読み込んでみましたが、先ほどの補正内容は生かされませんでした。

 

現時点では取り込むたびにデータを補正していかないといけないようで、この辺りは今後改善の余地がありそうですね。

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