世界最長の生物とは?


 

世界最長の生物と言ったらあなたは何を思い出しますか?

 

最大の哺乳類であればシロナガスクジラが有名で、全長は約30mにもなると言われています。

 

植物としてはアメリカに自生しているセコイアと言う巨木ですが最大の高さは何と80m以上にもなります。

昨年までは世界最長の生物はこの樹だったかも知れません。

 

しかし、今年3月に西オーストラリア州のニンガルー沖の海底峡谷で全長およそ120mにもなるクラゲの様な巨大な生物が発見されました。

 

この生物はサイフォノフォアと呼ばれ、長いゼラチン状の紐のように繋がった、何千もの小さく特殊な細胞で形成されているそうで、シュミット海洋研究所の調査船Falkorによって発見されました。

 

シュミット海洋研究所の調査船Falkorには最新のソナーとROVが搭載されているそうです。

 

ROVとは以前紹介した水中ドローンと同じように、海中で遠隔操作が可能なロボット車両の総称です。

 

このシュミット海洋研究所のROV SUBASTIANは最大深度4,500mにも達するところで、様々なセンサー、カメラ、ソナーシステム等を使うことができ、数多くの新種の生物を発見しているそうです。

 

シュミット海洋研究所のホームページでは上記のサイフォノフォアを始め様々な海洋生物の画像や動画が見られるので、興味のある方は是非!

 

ロボット技術の発達によって、近い未来に未開の深海の世界も明らかになっていくことでしょう。

 

シュミット海洋研究所 https://schmidtocean.org/

 

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