KotlinでAndroidアプリ開発
仕事でアプリ開発をしていますが、最近「Kotlin」を利用してアプリ開発されている方をWEBページ上でよく見かけます。
そこで今回初めてAndroidで公式にサポートしている「Kotlin」プログラム言語に少し触れてみようと思います。
「Kotlin」は「Java」より簡単なコーディングで機能が実装できるようです。もし効率よく開発できそうなら今後の開発で利用したいと思います。
「Kotlin」はAndroidStudioをインストールすれば標準で利用できるので誰でも簡単に気軽に試せます。
①「Java」と「Kotlin」のコードの差
サンプルプロジェクトを作成して「Java」と「Kotlin」のコードの差を見てみます。
AndroidStudioのメニューからプロジェクトを新規作成を選び、赤枠のテンプレートを選択し、言語をそれぞれ(Java、Kotlin)選択します。
「onCreate」のコードを見てみます。
「Kotlin」の方が少し簡潔ですね。
ピリオドはいらないし、変数の定義には「valまたはvar」を利用し、変数定義時に値を初期化する場合は型宣言も省略できるようです。
簡潔にはなりますが、慣れもあるし・・・、これだけではまだまだ私の重い腰は上がりません。今後もう少し複雑なコードを組んで比較します。
②「Java」コードを「Kotlin」コードに変換
まだ気が早いですが、もし「Kotlin」で効率的な開発ができる場合は、過去に作成したアプリの保守も今後「Kotlin」で修正したい可能性があります。
そこで簡単に利用できる変換ツールがAndroidStudioに用意されているので、私が担当したアプリFIELDCONTACT(フィールドコンタクト)で実際に試してみます。
メニューから赤枠の「Convert Java File to Kotlin File」を選択するだけです。
結果、FIELDCONTACT(フィールドコンタクト)は非常にシンプルなアプリなのですが、
真っ赤になりました。
各ソースを見ましたが、同じようなエラー内容なので修正自体はそれほどかからなそうです。
FIELDCONTACT(フィールドコンタクト)はそれほど大変でもないですが、規模が大きいアプリだと修正とその後の動作確認が大変ですね。
今後、ツールの変換精度が高くなることを願います。
または同じプロジェクトにJavaコードとKotlinコードは同居できるようなので、実装する機能によって使い分けるという使い方もできるかもしれません。
iOSアプリ開発も「Objective-C」⇒「Swift」が主流になったように、Androidアプリ開発も「Java」⇒「Kotlin」が主流になる可能性がありますので、今後も動向を注視したいと思います。
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