AIってやられてますか?


 

「AIってやられてますか?」
そんな質問を受けたのが今月の始めことでした。
お客様との打ち合わせを終え、雑談の中で、、

お客様「AIってやられてますか?」
私「えぇと、AIはですね・・・」

(30分後、お客様のビルの前に立つ私)
「もう少し勉強しておけばよかった」それが正直な感想でした。

そんなきっかけで今回は、
現在のAI技術について調査し、私なりにまとめることにしました。


AIを体験する


ややこしい話は後に回して、まずは体験できるAIをご紹介したいと思います。
下記、Google社の提供するAI技術のデモサイトになります。
特記すべきはTensorFlow Playground(その1~その3)です。
機械学習からディープラーニングにいたる階層の中で、最も重要な中間処理層。
出力結果には出てこない処理のため、通称「かくれ層」と言われる
プログラムの処理がよくわかるデモになっております。

・TensorFlow Playground(その1)
 https://gwgtool.page.link/Playground1

・TensorFlow Playground(その2)
 https://gwgtool.page.link/Playground2

・TensorFlow Playground(その3)
 https://gwgtool.page.link/Playground3

・Vision AIの画像解析
 https://cloud.google.com/vision/

Google社は早い段階からAI技術をサービスとして提供してきました。
「Google 翻訳」「Google画像検索」などは身近なAI技術だと思います。
一方、知らないところでAIのお世話になっている事もあります。

商業利用におけるAI


どの家庭の冷蔵庫の中にも必ずあるマヨネーズ。製造元のキユーピー株式会社では
2016年にAIを活用した原料検査装置の自社開発に着手。2018年には一部の食品工場における
原材料の検査(不良品や異物を見分ける)にAIによる画像診断をいち早く採用しました。

・AIを活用した原料検査装置をグループに展開
(キユーピーアオハタニュースより)
 https://www.kewpie.com/newsrelease/2019/1152/

AIの未来とは


AIの未来について書く前に、AIの定義についてお話したい。
「AI = Artificial Intelligence」は日本語に訳すと人口知能となります。
つまり、人工的に(=誰かが作った)機械知能がAIであると結論づけます。

例えば、AI搭載のロボットとしてはドラえもんやアラレちゃんが有名です。
公式情報によると、ドラえもんは2121年にトーキョーマツシバ工場で作られました。
ドラえもんは工場で産業ロボットによって生産されていますが、
ちゃんと設計者(寺尾台ヒロシさん)がおります。
よって”人口”知能を搭載しているロボットと言えるのです。
同じように、アラレちゃんも”Dr.スランプ”こと則巻千兵衛(のりまきせんべい)が
ロボットを組み立てているシーンがあります。
よって、アラレちゃんは”人口”知能を搭載している事になります。

では映画ターミネーター(1984年公開)や映画マトリックス(1999年)の世界で
人間を苦しめている機械は何者か。ここで1つの疑問が浮かんできます。
映画の中でそれらは”機械が作る機械”という設定になっています。
言い換えれば「Mechanical Intelligence = MI」となります。
よって、それはAIではない。ということが疑問に対する答え。

つまり、AIの未来とは、”MIが生まれたとき終わる未来”
・・・同じ未来、我々はどのように生きているのか?
ちょっと怖い話になってしまいましたが、
これからのAI技術の進歩から目がはなせません。

 

 

  お問い合わせ  - お気軽にお問い合わせください - 

  • 株式会社 パブリックリレーションズ
  • 〒064-0807
  • 北海道札幌市中央区南7条西1丁目13番地 弘安ビル5階
メールでのお問い合わせはこちら

  • この記事をシェアする