ICカードの中身はなんだろう

昨年に通知ハガキが届いていたのをすっかり忘れており、
危ないところでしたが、先日「運転免許証の更新」に行ってきました。

日曜日でしたので、受付に長蛇の列ができるのを想像して、
早めの時間に試験場に向かいました。

到着してみると、
「現在は整理券の配布はしておりません、そのままお進みください」
と入り口の掲示板に書いてあり、すんなり入場。
驚いたのは、順番を待つ人は場内に１人もおらず、
流れるように受付ができたことでした。

入口に受付端末があるのですが、
その端末には免許証を差込み口があり
１、免許証を読み込み
２、暗証番号を登録
ものの５分ほどで受け付けは完了。

免許証のICを読み取って、
その人が「優良講習」「一般講習」「違反講習」「初回講習」
どの講習を受けるのかすぐに判断できるシステムになっています。

免許証のICカード化は、15年前(平成19年1月)から始まっており、
偽造免許証による犯罪抑止とプライバシー保護の観点から導入されています。
免許証のICカードは、公開されている「ICカード読み取りアプリ」と
IC読み込み機能のあるスマートフォンがあれば簡単に読み取りができます。

自分の免許証を読み取ってみた：
※今回はiphone10を使用し、app Storeから
マルチICカードリーダーをインストールしました。

1.アプリを起動
2.iphoneの上部(受信部)を免許証に当てる
3.読み込み開始※暗証番号を入力
4.情報が表示される

登録されている内容：
氏名、カナ(氏名)、誕生日、免許区分、住所、本籍
交付日、有効期限、仕様書Ver、カード製造者識別、
商会番号、免許の条件１～４、公安委員会名、免許証番号など

ありとあらゆる個人情報が登録されています。
そしてICカードの中身にはなんと自分の写真データまで登録されていました。
※写真データは白黒に変換されていました

その他のICカードも試してみた：
交通系IC　SAPICA,SUICA(KITACA)
IDｍ(固有のID)、残高、決済情報(※)
※内容の一例
2019/1/10　改札機：出場 ￥154 残高￥350
入 品川(JR東日本 東海道線)
出 有楽町(JR東日本 東海道本線)

このSUICAはしばらく使って無かったのですが、
2019年の私は品川乗換で有楽町に行ったようです。

皆さんもお手持ちのICカードの中身を
読み込んでみてはいかがでしょうか。