環境の影響もあってか、ここ数年で「アルゴリズム」という言葉に触れる機会が多くなった。
職場では新人研修時に「アルゴリズム」論を学んだ。
大学で所属していたゼミナールも、「アルゴリズム」の考え方が根底にあった。
とはいうものの、今ここで5歳くらいの児童が突然現れて、
「アルゴリズムってなあに?」と問われた時上手く返せる自信がない。
「アルゴリズムってなあに?」
困ったときはコトバンクさん。
アルゴリズムとは
補足説明が色々書かれているが、「計算や問題解決の手順のこと。」という最初の13字が簡潔かつ明確な定義であろう。
さて、これを可能な限り噛み砕くと…
「いろいろなもんだいに…たちむかうための…」
「ふーん、じゃあアルゴリズムたいそうって、どんなたいそうなの?」
冒頭で「5歳児くらい」と妙に具体的に書いたのは、筆者が「アルゴリズム」という言葉を初めて聞いたのがこのタイミングだったからである。
一度見たことがある方ならお馴染みだと思うが、「アルゴリズムたいそう」とは、
現在もNHKEテレで放送中の番組「ピタゴラスイッチ」内のコーナー。
(派生コーナーとして、「アルゴリズムこうしん」も存在する)
このコーナー及び番組自体が始まったのが2002年。筆者が5歳児の時の出来事だ。
どうやら当時の幼く無邪気な筆者はこれ以来「アルゴリズム」を連呼するようになって家族を困らせていた、らしい。
「アルゴリズムたいそう」が「どんなたいそう」なのか。
何となく腑に落ちたのは最近この記事を読んでからである。
https://note.com/miho_ushida/n/na3ec82b72315
なるほど、分かりやすい。というか、深い。
特に開発という仕事を行っている身としては、非常にリンクする。
そう考えると、教育番組で行う内容としてはなかなか高度なことをしている。さすがEテレクオリティだ。
というかむしろこのコーナーこそが、現在提唱されているプログラミング教育の先駆けではないだろうか。
「ひとりだとかんせいしないけど、ふたりでちからをあわせることで、かんせいするたいそうなんだよ!」
「ふーん、じゃあいっしょにおどろ!」
「アルゴリズム」を体感的に理解したい方は、是非今一度「アルゴリズムたいそう」を誰かと一緒に踊ってみては。
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