昨年12月に総務省の方で「統計表における機械判読可能なデータ表記方法の統一ルール」が策定されました。
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01toukatsu01_02000186.html
昨年11月に統一ルール案が公開されて話題になりましたが、正式に統一ルールが策定されたようです。
この統一ルールは入力データを再利用するための表記方法について策定したもので、セル結合など余計な修飾を止めましょうといった内容が具体例と共にまとめられています。
対象として想定されているファイルフォーマットは、Excel や CSV、XML、Open Document Format(.ods)です。
これらは報道発表資料や報告書といった見るための資料に適用されるものではなく、再利用するためのデータを整備するためのものです。
そういった資料であっても、その資料の基データを登録するよう統一ルールにも記載されています。
また、統一ルールの内容は下記の記事に概要が載っていて分かりやすいです。
統一ルール案ベースの記事ですが、ここから大きく変わってはいないと思います。
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/serial/yajiuma/1291455.html
まずはこの統一ルールに基づいて整備された統計表が、政府統計ポータルサイト「e-Stat」に掲載されていくようです。
https://www.e-stat.go.jp/news/20201225
こういうルールが省庁だけでなく、一般企業にも広まっていくと我々のような職務の者にはありがたいですね。
総務省の方で一般企業にも広めるよう旗振りしてくれるといいのにな‥等ちょっと期待しています。
もちろん我々にも有用なものなので、是非一読をお勧めします!
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