【Apache Guacamole】2回目です。
今回はApache Guacamoleの日本語化についてです。
前回インストールが完了までの流れをご案内しましたが、
インストール直後は最後のスクリーンショットのように英語のログイン画面が表示されました。
今回インストールしたバージョンでは初期状態では日本語対応されていませんので、
日本語パッチを当てる必要があります。
幸いにして(?)株式会社デージーネット様より、日本語化パッチが公開されていますので、
今回は遠慮なく利用させてもらいましょう。
日本語版 Apache Guacamole
1. ダウンロードした日本語化パッチ「guacamole-client-1.0.0_ja.tar.gz」をRaspberry Piに転送します。
2. 日本語化パッチを解凍します
>tar -zxvf guacamole-client-1.0.0_ja.tar.gz
3. 解凍したフォルダには「guacamole」「extensions」フォルダが含まれています。
まず、guacamoleフォルダ内の「ja.json」を「$CATALINAHOME$/webapps/guacamole/translations」の下にコピーします
>sudo cp -rf ja.json /var/lib/tomcat8/webapps/guacamole/translations
4. 次に「extensions」フォルダの中身を「$GUACAMOLEHOME$/extensions」にコピーします。
>sudo cp -rf ./extensions /etc/guacamole
5. Tomcatを再起動します
6. ログイン画面を再度表示すると日本語化されています
7. ログインしてみましょう。初期ユーザー名、パスワードはともに「guacadmin」です。
設定画面等も日本語化されているのが確認出来ました。
ついでなので、guacadminユーザーのパスワードを変更しておきましょう。
今回はここまでです。次回からは、実際にリモートクライアントへの接続手順をご紹介したいと思います。
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