最近ではスマートフォンにGPSモジュールが内蔵されており、アプリなどで自分の移動経路が記録出来たり、マップに自分の位置情報が表示されることがは当たり前の時代です。弊社でもGPSの位置観測機能を使った数多くのアプリをリリースしております。
・GPSの位置観測機能を使ったアプリについて
GPSの位置観測機能を使ったアプリではナイアンテック社と株式会社ポケモンが共同開発をした「PokemonGo」が有名です。プレーヤーが現実世界を移動することで、画面内の主人公も仮想の空間を移動する。そんなインターフェイスが好評で、日本では社会現象になるほどでした。 その後、ゲーム業界では位置観測機能を使ったアプリが数多く発表されました。
・GPSからRTKへ
いままでのGPSでは上空での電波状態や、人工衛星の時計誤差などで、2~10m程度の精度しかありませんでした。例えば、農業用トラクターの自動走行において、気付いたら他の畑にいた。なんてことも考えられるわけです。よって、現在使われている自動運転のほとんどがRTK基地局を設置した場所で行われております。RTKでは基準局と移動局という2点の観測点から、GPSの位置譲歩を取得することで誤差を補正するシステムです。最高で1cm程度まで精度を高めることが出来るため、細かな制御が可能になるわけです。
現在、弊社内でもGPS位置情報を取得できる小型端末の研究開発を進めております。GPS位置情報技術の今後の発展に期待大です。
※GPSとは「Global Positioning System」の略称です。人口衛星を用いて、地球上の現在位置を観測するためのシステムです。
※現在は衛星測位システム全体を総称して、GNSS(Global Navigation Satellite System)と呼びますが記事中では総称して「GPS」を使用しております。
※RTKとは、「Real Time Kinematic (GPS)」の略称です。
株式会社 パブリックリレーションズ 〒064-0807 北海道札幌市中央区南7条西1丁目13番地 弘安ビル5階 011-520-1800 011-520-1802