常圧の二酸化炭素からプラスチックを合成


何やら難しそうな話題ですが、
先日、常圧の二酸化炭素からプラスチックを直接合成に成功したというニュースが飛び込んできました。
あまり科学には詳しくないのですが、どうやら記事を読んでいくと実用化も近そうだし、環境問題にも大きく貢献しそうな内容だったのでブログに書いてみることにしました。

 

まず、プラスチックというのは石油を主な原料とする「合成樹脂」のことです。
石油から生成したナフサと呼ばれる製品をさらに蒸留することでエチレンなど様々な素材を合成し、それらを加工してプラスチック製品が作られているのです。

今回注目されているのは、原料が石油ではないという点だと思います。

かねてより石油以外からのプラスチックの生成に関してに研究はなされていて、二酸化炭素からプラスチックの合成自体は既に手法があったそうです。
しかし、二酸化炭素を高圧にしなければならなかったり、脱水剤を使わなければならなかったりと、あまり効率的な方法ではなかったそうですね。
そこで発表された内容が世間を騒がせたというわけです!

 

この技術が一般化すれば、二酸化炭素排出問題の解決に向けてかなり前進しそうですね。
またこの手法をベースに様々な物質を合成することが出来るかもしれないそうで、そういった意味でも革新的なんだそうです。

 

昔読んだ小説に、家でなんでも合成できる機械があって、食べ物から服から家の部材から全部その機械で合成できる設定だったんですが、子供ながらに、好きなことし放題じゃん!なんて小学生並みな感想を持ったものです。
プラスチックの合成ではないですが3Dプリンタも普及してきてプラスチック製品は既に家でも作れるようになりましたし、そんな未来も遠くないかもしれませんね。

 

レジ袋は果たして無料に戻るんでしょうか?
気になるところです。

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