先日SNSで、某漫画家さんがスマートグラスを使って仕事をしている投稿を目にしました。
スマートグラスが出始めてしばらく経ちますが、実際に活用されている場面に出会う機会がほとんどなかったので、普及し始めたんだなぁなんてぼんやりと思ったわけです。
世の中はどんどん便利になっていきますね。
スマートグラスのような発想は物語の中では昔から馴染みはありましたが、こうして現実世界で普及してくると感慨というか、子供のころのワクワクが戻ってくるような気がします。
現在でこそ眼鏡型ですが、近年、脳に直接電気信号を送って視覚を与えるなんて実験も進められているそうですね。
これこそ正に実現すれば視覚拡張の究極形と言えるでしょう。
僕の好きな作品に「攻殻機動隊」があるのですが、TVアニメ版の中に「目を奪われる」話があるんです。
電脳化(脳を直接インターネットや機器に繋げることができるようにサイボーグ化すること)が進んだ世界の公安警察の話なんですが、そこにあるテロリストが出てきます。
それが凄腕のハッカーで、警察にもハッキングできて電脳化した人々の視覚を上書きして自分を認識させなくするんです。
それが「目を奪われる」ということ。電脳化した人々は成すすべなく、テロリストに屈してしまうのか!?
作中では「笑い男事件」と呼ばれている、そんなお話がありました。
放映を見ていた当時はまだ現実感はない設定だと思っていたのですが、近年の動向を見ていると近づいてきた感じがしますね。
もし視覚を外部機器に依存するような時代が来たら、こんなニュースも目にするかもしれません。
十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない。
なんてセリフもどこかから聞こえてきそうですが、
いつかはパブリックもそんな魔法が使える世界に貢献したいですね。(もちろん犯罪には加担しませんよ!)
スマートグラスの話題からは飛躍し過ぎたかもしれませんが、
そんな世界を垣間見たZoffのメガネからはまだパソコンの画面しか見えませんでした。
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