アニメ映画、鬼滅の刃が公開10日で興行収入100億円を突破し、千と千尋の神隠しの25日を抜いて歴代最速を更新。
また、2020年11月5日時点、興行収入自体も157億円を超え歴代10位にランクインするなど好評を博しております。
近年のアニメ作品に目を向けてみると、ジブリ作品、「君の名は。」、「アナと雪の女王」など多数のヒット作品があり、数十年前とはアニメに対する評価が全く変わり、経済効果も大変大きなものとなっております。
アニメと共に注目されるのが、原作となっている漫画です。
鬼滅の刃も漫画雑誌で連載されているものが原作となっているのは語るまでもないですね。
今回は漫画やアニメとAIのお話です。
2020年2月、漫画家、手塚治虫の新作漫画が発表されました。
「ん?手塚治虫の新作?未発表作の間違いか?」
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
手塚治虫さんは30年前に亡くなっており、未発表の作品が見つかるならまだしも、新作など発表できるはずがありません。
何かの間違いかと思っても不思議ではないです。
いったいどういうことでしょうか?
実はこれ、AIで描かれた漫画なんです。
手塚治虫さんの作品をAIに学習させ、AIが手塚治虫さんのタッチをマスターし、新しいキャラクタを描いているのです。
またストーリーの作成にもAIが関わっており、漫画の設定と粗あらすじをAIで作り出し、細かなストーリー展開を人間が肉付けして作り上げたそうです。
あくまで手塚治虫のタッチをまねて描いているだけなので、それを新作と呼べるかどうかという問題はありますが、確かに人の目で見てもどちらが本物なのか見分けが付かないほどの仕上がりとなっています。
漫画をAIで作り出せるのであれば、漫画を原作としている映画もAIで作り出せるでしょう。
さらに漫画を原作としたドラマの脚本を手掛けることも可能となるでしょう。
ストーリーと興行収入の関係をAIで分析し、ヒットする可能性の高いストーリーを何本も自動で生成するようなこともできるかもしれません。
今回のお話は手塚治虫という「元」がある前提の話ですが、そもそも「元」を必要としなくてもヒットする作品を作り出すAIも登場していくでしょう。
そうなると、漫画家、脚本家、アニメクリエイターといった職業はAIが担うという時代が来るかもしれません。
当社ではAI、Iotなど様々な技術を用いて新しいことに挑戦し続けております。
『AIやIotで、こんなことは実現できないだろうか』、『こんなサービスやアプリがあったら便利なのに』といったことがありましたら、ぜひ当社へご相談ください。
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