自動運転のこと


私は運転ができない。
正確には、運転免許証を持っているので運転はできるのだが、機会がなく、運転に関する諸々を忘れている。
正直、この状態で一般道まして高速道路を運転するのは恐怖である。あおり運転されたら、事故に遭ったら、事故を起こしたら、という恐怖心も拭えない。
とはいえ、重い荷物があるときや炎天下/長距離の移動を強いられている場合に、車があればとはよく考える。


また、私は割と車通りが多い地区に住んでいるが、以外というかやはりというか、高齢者ドライバーをよく見かける。
高齢者ドライバーの車が、停止線手前で止まらなかったり、中央線を大幅に超えて運転していたり(しかもクラクションを鳴らされるまで気がついていない)、あわや事故という現場も珍しくはない。
「一定の年齢を超えたタイミングで免許返納したらいいのに……」なんて思うこともあるが、住環境や通院などの様々な事情で車を手放せない人がいるのも理解はできる。


このような、運転したい(車で移動したい)が不安がある人にとって、自動運転は希望なのだ。

 


自動運転ついては、既に、秋田県上小阿仁村に公共交通機関としての半自律型自動運転サービスが存在している。
(路面に埋め込まれた電磁誘導線に従って、約12km/hでバギータイプの乗り物が走行する。交差点通過や緊急の場合は人による操作が必要だが、そうでなければ人による操作は不要。)
また群馬県では自動運転バスの実証実験が実施されたり、(開催されるかわからないが)東京オリンピック・パラリンピック競技大会において選手村を巡回するバスとして自動運転専用EVが開発されたりしている。

 

スピードが結構遅かったり、緊急時(ふいに車や人が現れるなど)の対策が不十分だったり、未だ課題が散在するようにも思えるが、
自動運転の実用化が着々と進んでいるのは事実であろう。

いっそ自動運転車しかなくなれば(自動運転車しか走れない道路があれば)現状存在している課題が解決できで、より快適な自動車走行も可能になるのでは、というのは素人考えなのだろうか。(まあ、かかる費用と時間は莫大だろうが。)

基本的には人の介入がいらない自動運転車が実用化され、車の垣根が低くなり、事故も減ったら万々歳である。
自分が生きているうちに自動運転が普通になった社会が訪れて欲しいものである。

 

 

 

参考
Responce. "トヨタの自動運転EV、東京オリンピック・パラリンピック向け…北京モーターショー2020出展へ".  2020-09-25. 
https://response.jp/article/2020/09/25/338744.html , (最終閲覧日 2020-10-08)
The Japan Times. "2020 Olympics fuel race to monetize autonomous driving".  2020-01-05. 
https://www.japantimes.co.jp/news/2020/01/05/business/2020-tokyo-olympics-monetize-autonomous-driving/ , (最終閲覧日 2020-10-21)
The Japan Times. "Semiautonomous vehicle breathes life into remote Akita village".  2020-01-05. 
https://www.japantimes.co.jp/life/2020/10/08/general/semiautonomous-vehicle-akita-village/ , (最終閲覧日 2020-10-08)
群馬県. "群馬大学荒牧~渋川駅間の自動運転バスの実証実験は終了しました".  2020-01-08. 
https://www.pref.gunma.jp/04/h21g_00092.html , (最終閲覧日 2020-10-08)

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