ようやく学校も再開され平常に戻りつつありますが、コロナ禍で教育現場ではオンライン授業を行っていると耳にします。そこで今回は少しLMS(学習管理システム:Learning Management System)について少し紹介したいと思います。
LMS(学習管理システム:Learning Management System)とは、教材コンテンツの管理や、成績管理ができるシステムのことです。大学などでよく利用されているLMSとして「Moodle」があります。これはオープンソースで提供され誰でも自由に利用することができます。機能も充実していてインターネット上でも多くの情報が提供されています。しかし、いきなりこの機能を使いこなすのはちょっとむずかしいと感じたので、今回は日本で生まれたオープンソースでシンプルなLMS「 iroha Board」について少し紹介します。
コンテンツ作成
受講用のコンテンツで作成できる分類は6つです。
「ラベル」・・・・・・・受講者に見えるタイトルなどを記入
「テキスト」・・・・・・コンテンツの説明画面、文章などで解説を記入
「リッチテキスト」・・・上記の文章以外に動画の埋め込みもできます。
「URL」・・・・・・・・他のサイトをリンクして表示できます。
「説明資料」・・・・・・PDFなんかをダウンロードしてもらうことができます。
「まとめテスト」・・・・選択問題を作成できます。
「まとめテスト」以外は教材のコンテンツを文章や動画で作成することができ、資料のダウンロードも簡単に行えます。
■教材コンテンツの作成
■「まとめテスト」の作成 試験時間の設定と合格とする得点率を設定できます。
■「まとめテスト」問題と答えの選択肢を設定します。又、採点後に表示される解説も設定できます。
■実際の表示
■採点後の表示
コンテンツ作成を紹介しましたが、当然これ以外に管理機能として受講者がどのコンテンツをどの程度の時間学習したのかなど、テストの成績も含め受講者別に管理できます。
オープンソースの「 iroha Board」を紹介しましたが、ASP型のLMSもサービス提供されているので、自社での活用を考えてみてはいかがでしょうか。
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