イノベーションを起こそう!(連載第3回)


A イノベーションロジック

 その3 どうやってILの種をみつけるか

 

 前回は,ILを明確化するには,「美辞麗句に流されない」という行動規範が求められることを解説した。今回は,美辞麗句に流されない行動規範をもって,どうやってILの種をみつけるか,について解説する。
 ところでILはどのように作られるのか,とことん考え抜いた思考の産物として,無から有が生まれるように作られる……,ことは基本的にあり得ない。ILのほとんどは模倣から生まれる。ILを創出した人が模倣したことを意識していないこともあるが。
 ILは模倣によって作るので,どうやってILの種を見つけるかは,どの畑から見つけるか,ということを考えればよい。畑を分類するのは,ILはリターンを生むロジックなので,「成功」を模倣するか,「問題」を反面教師とするかという軸だ。もう一つは内部なのか外部なのかという軸だ。この2軸を組み合わせると次のようになる。

 

図1 ILの種を探すべき領域

 

  A領域は,組織でまだ共有されていない個人又は一部組織の成功をILの種とする。A領域は,営業や開発など,同じ機能を担う要員が大勢いるが,パフォーマンスには優劣がでる領域だ。この領域の成功を分析し,これを標準化して普及することでイノベーションを達成できる。

つづく

 

株式会社データ総研
コンサルティンググループ
シニアコンサルタントマネージャ
大上 建 (Takeru Daijo)


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